業務内容

タンクヒーティングの総合メーカーとして、タンカー等船舶用加熱管装置の
計画〜配管設計〜装置製作〜取付工事まで
一貫して請負っています。

当社では、油槽タンカー、ケミカルタンカーのカーゴタンク及びその他貨物船の燃料油タンク等のヒーティングシステム(各種油加熱管装置)に関する一通りの業務を行なっております。

①加熱管敷設の計画・立案
②配管設計
③加熱管装置の企画・開発・製作
④取付施工

これらの業務を一貫して請負可能な設備と人材を保有しており、国内外の造船メーカー様へ質の高い製品とサービスを安定してご提供しております。

その他、油圧バルブ・リモートコントロール用配管の設計~加工、船舶用の特殊管加工等の業務も行っております。

船舶用タンクヒーティングシステム

お客様のニーズや課題に応じて省スペース化や省コスト化のご提案も可能ですので、何なりとお気軽にご相談ください。

加熱方式

ベアチューブ加熱方式/レンタンユニット加熱方式/フィンチューブ加熱方式

加熱対象タンク

カーゴタンク/スロップタンク/燃料タンク/セットリングタンク/サービスタンク/コファダム(LNG船向け)など ※その他のタンクにも応用可能ですのでお問い合わせください。

対象船種(施工実績)

・タンカー(〜158,000 t)
・ケミカルタンカー(〜46,000t)
・VLCCタンカー(310,000 t)
・LNGタンカー、LPGタンカー、バラ積船
・コンテナ船(〜24,000TEU)

下記に、主要な2種のヒーティングシステムについてご説明いたします。

ベアチューブタイプ ヒーティングシステム

当社独自の熱計算で的確な温度コントロールを実現

タンク内の底部にパイプを配管し加熱する最も一般的な方法です。
当社では、タンクの形状や積荷の温度条件に応じて系統数及び配管長を当社独自の熱計算に基づき算出し、的確な温度コントロールを実現いたします。

▲施工事例:カーゴタンク加熱管装置(ケミカルタンカー)
▲施工事例:FOT加熱管装置

レンタンユニット ヒーティングシステム

省スペース化・省力化を可能にする画期的システム

小容積で大きな加熱面積が確保できるレンタンユニットを、通常配管と併用する方法です。
従来のようにタンク底面全体にパイプを配管するのではなく、このユニットを併用することにより、配管材料を大幅に削減し、取付工事の省力化を図ることができます。
また、縦方向の対流を生み出し、熱伝導効率を高める構造となっています。

レンタンユニットの特徴

  1. 5㎡のレンタンユニット1台が40Aのパイプ33m分に匹敵
  2. 配管設計及び取付工事の省力化によるトータルコストダウンを実現
  3. 従来配管方式より15%以上高い熱伝達効率
  4. ジョイント数減少による高い安全性
  5. ダメージを受けにくい堅固な構造
  6. 優れた耐久性
  7. 配管の簡素化によりメンテナンスも容易
  8. 船舶用から陸上用まであらゆるタンクに対応

油圧式バルブ リモートコントロールシステム

▲施工事例:リモコン管配管

油圧式バルブの操作弁を遠隔操作するリモコン管の配管設計・加工・取付を請け負っております。

その他

船舶用特殊管加工・機械加工

船内の各種配管および金属機械加工に関する業務を請け負っております。対応の可否含め、何なりとお問い合わせください。

船舶用製品

韓国製チョックライナーの輸入・販売を行っております。お気軽にお問い合わせください。

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